献本していただいたのでまずは目を通してみた。
まずは証拠に
Django×Python posted by (C)常山
手にしてみて"Djangoをやってみるか"っていう人には通勤の供にできる大きさと重さだと思います。
本の構成は以下のようになっています。
- Chapter1 Djangoってなに?
- Chapter2 Djangoを使いこなすための基礎知識
- Chapter3 Djangoを使ってみる
- Chapter4 Djangoをきちんと使う
- Chapter5 Djangoを使いこなす
- Appendix Djangoチートシート
手にとってから数時間での感想なのでザックリと。
Djangoの特徴、Pythonの文法、Pythonのインストールからアプリケーション作成まで解りやすく書いてあり、チュートリアル本として、Appendixが充実(総ページの半分くらい!)しているので参考書としてもいいのではないでしょうか。
気になったところ
- ページ数に制限があるためかコードが抜粋になっています。http://www.tsuyukimakoto.com/project/2009/02/15/django_x_python/ からソースをダウンロードして併せてみたほうがいいと思います。
- P.66 図4の自動管理インターフェイスのDocumentを表示させるには"Docutils"をインストールし"settings.py"を編集する文言を付けたほうがいいかなと。
- (自分がそうだったのですが)色々な機能を試してみたいし、紹介されていれば触ってみたくなるので。
- ダウンロードするソースには対応した状態になっているので"Docutils"をインストールするだけです。
- P.95 2行目のDAOが(Tata Access Object)になっているので正しくは、(Data Access Object)
- WindowsでPostGISをインストールする際、設定を間違えるとインストールエラーになるので記載したほうがいいかと
嬉しいこと・気に入ったところ
- ジップロックに包んで送ってくれた著者露木さんの細かい心配り!
- Django1.0から機能に加わったGeoDjangoがあること!
- 躓いたことのあるForeignKey, ManyToManyが解りやすく説明してあること。
- 開発のTipsが随所にみられる。
以上が簡単に目を通した感想です。
今度はじっくり読んでからレポートしてみたいと思います。